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 深見友紀子のワーキング・ノートブック(2009~2014)は、2015年3月をもって終了しました。次は、ワーカホリックの私が隙間の時間で取り入れている、オーガニックフード、ヨガ、アンチエイジング医療、化粧品、アクセサリーなどに関する情報をお届けする新しいブログを計画中です。

門仲天井ホールでの最後の発表会

 7月22日

 ミュージック・ラボ主催のピアノパーティ2012を開きました。
 門仲天井ホール(東京・門前仲町)が残念ながら閉館になるので、今回が同ホールでの最後の発表会となってしまいました。
 ミュージック・ラボから電子機材を搬出。ピアノパーティなのに・・。

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▲写真はそれぞれクリックすると拡大します▼
 

 門仲天井ホールには公営のホールでは作り出させない雰囲気がありました。
 年齢を感じさせない黒崎八重子支配人の仕事ぶりも好きでした。

 いつから門仲天井ホールを使わせてもらっていたのだろう。調べてみると、初めて使ったのは、ちょうど5年前の2007年7月22日でした。

http://www.ongakukyouiku.com/music-lab/pianoparty.html

 SNSが普及し、今はつながるのが主流だけど、記録を残しておくことの大切さをあらためて実感。ブログや記録が途中で止まり、止めたことに対する説明も無しだと、「根気ない人だなぁ」と思われるし、その時、その時の気分で仕事をしているような印象を与えてしまう。

 そういう評価をされたくないから、私は地道にひとつずつ積み上げます!


6月~休暇の収穫2 若い人たちの表現を観る

 6月20日

 若い世代の創作を2つ鑑賞しました。

映画「虚しいだけ」

 日頃お世話になっている上田謙太郎くんが照明/編集を担当した映画「虚しいだけ」を観に、夜の渋谷(ユーロスペース)へ。この映画の音響設計/音楽は、数カ月前に初めて録音の仕事をお願いした重盛康平くんが担当。

 筒井武文(映画作家・東京藝術大学教授)さんが、「今橋貴、恐るべし。」と書いているように、夫婦の関係の破綻をお決まりの不貞だけではなく、不慮の事故、復讐、記憶喪失などを入れ込んで描いていくあたり、26歳の監督の“妄想”が素晴らしい。拍手!

劇団青春事情 第11回公演「パンザマスト」

 かつてピアノを教えていた加賀美秀明くんが俳優になっていることを知り、元生徒の木島朝子さんと出かけた(下北沢駅前劇場)。

 加賀美くんのブログ ↓   
http://blog.livedoor.jp/seishun_jijou/archives/cat_88961.html

 小・中学生の頃はふっくらしていた彼だが、今は贅肉ひとつない。もうちょっと太らなきゃ・・。

 彼らは全員20代後半。
 私の20代後半というと、同世代のほとんどが就職し、結婚していくなかで、学部学生として取り残されていた。
 焦りや劣等感もあったけど、今、振り返ると、同世代と足並みを揃えなくてよかったと思うことがとても多い。

 敢えて違う道を行く。何かを観るときも、私は同世代の人たちがあまり観ないものを優先しようと思う。


6月~休暇の収穫1 平日、東京開催のイベントに行く

 6月12日

 大学勤務がない今年度、昨年までと違うのは時間を自由に使えることである。

 当日の午前中、フェイスブックのニュース・フィードで知った「Edu × Tech Fes2012 教育とテクノロジーの祭典」のUSTREAM配信。

 結局、6時間、最後まで全部観てしまった。

 平日も東京に居ることができるので、

 デジタル教科書教材協議会シンポジウムにも、

 New Education Expo 2012 ”未来の教育を考える” 教育関係者向けセミナー&展示会 にも行った。

 時間が自由に使える、昨年まで行けなかったイベントに行くことができる。そのことはうれしいけれど、悲しいかな、普段の仕事に生かすことができない知識ばかりが増え、お腹一杯になっている自分に気づく。
 
 どうして音楽教育や幼児教育は、テクノロジーや、デジタル教材、未来の教育(たとえ国が決めた未来であるとしても)とは無関係に存在しているのだろう。


「小遣い帳」をつけるという習慣

 6月5日

 美容ジャーナリストの斎藤薫さんが、次のように書いています。

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 “習慣”は、やがて“生き方”になる。“生き方”はやがて“人格”になる・・・そんな言葉がある。
 毎日毎日必ずやる、これだけはやると、自分に課していること・・・それが本当に続いたとき、いつの日にかその“習慣”は“生き方”と呼べるものまで昇格している。また、その“生き方”を淡々と続けていると、“生き方”が人間の精神性を根本から変えることになり、だからそっくり“人格”になる。([ジェイヌード] 2011年11月17日)

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 私の“習慣”は、寝る前に「小遣い帳」をつけることです。

 知人に話すと、「深見さんが「小遣い帳」?」と不思議がられますが、29歳で初めて社会人になってから26年間、一日も欠かさず「小遣い帳」をつけています。しかも、3年ほど前まで、本当に金銭出納帳に書いていました。

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 まず予算があって、その中から支出していくといったような「家計簿」ではなく、ただ買った物とその金額を書いていくだけ。

 項目は3つ。

 ベーシックなものA
 ふつうのものB
 贅沢なものC

 日々の食べ物やトイレットペーパー、風邪薬などはA。
 同じ薬でも、美容皮膚科でもらう薬はB。なくても日常が廻らない訳ではないけれど、より良い気分で仕事をするために必要なもの。
 BかCかは微妙な時がありますが、一瞬で決めます。

 こういう生活を25年も続けていると、自分にとってベーシックなものが常に把握できるし、エクセルのΣの結果と自分の読みはほとんどずれないです。

 ただし、人には勧めません。
 私の真似をするとケチ臭く、みみっちく見えるからです。
 “生き方”や“人格”は同じでも、
 「深見さんが「小遣い帳」?」
 この雰囲気を保つには才能が必要です!!


「オバジニューダーム」にチャレンジ

 5月24日

 4月26日から「オバジニューダーム」という肌再生プログラムを始めました。
 このプログラムは、6週を1クールとして、3クール、つまり18週かけてシミ、くすみなどを軽減するというもの。

 最初の6週【反応期(古い角質細胞の剥脱)】
 次の6週【耐久期(新しい皮膚の再生)】
 最後の6週【完成期(健康な皮膚の実感)】

 最初の6週【反応期(古い角質細胞の剥脱)】は赤み、皮剥け、痒みなどに悩まされます。精神的にめげやすい人には向いていないプログラムムといわれるゆえんです。

 どのぐらいひどい赤み、皮剥けになるかというと次の写真(かなりの重症例)を見てください。痒そうだし、痛そう・・・。

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 これ、私ではありません、念のため。

 私の場合、これほどひどくはなかったけれど、ゴールデンウィークの一週間は、赤み、皮剥け、痒みに襲われました。

 「昼間っから酔っ払ってるの?」「肌荒れ、気の毒・・。」という感じ。親しくない人には説明しようがない状況です。

 私が一番辛かったのは、集中力が低下するほどの痒みでした。「オバジニューダーム」は美容フリークがやるもので、手を出すべきではなかった・・と一瞬後悔しました。

 なぜ始めたのか。

 私の知り合いの中で、美容に関しては最もうるさい2人がこのプログラムをやり、絶賛していること、

 担当の皮膚科医が自分もやったうえで勧めていること、

 訴訟社会アメリカで「オバジニューダーム」への提訴はなさそうであること、

 そして、4月下旬からの18週間が、おそらく私にとって最も人に会わなくて済む時期だということ。

 相変わらず、少し赤いし、少し剥けているといった状態ですが、4週が経過しました。前進あるのみです。4月26日から18週目の8月末、私の肌に変化がなくてもあまりめげないようにしようと思っています。


ヨガ通い、200回達成!

 5月18日

 2010年2月4日に始め、2011年4月24日に100回を達成したヨガ教室通い。きょう、ついに200回を迎えました。

 389日間で100回。

 その389日間のうち、朝から晩まで仕事がつまっていた日、何かの締切を抱えていた日、昼仕事をして夜は友人とご飯を食べた日、海外に滞在した日、・・・などを考えると、2日に一度は通っていることになります。

 ヨガをしている私は、到達度や格好など、あらゆる点でまだまだ初心者です。

 でも、

 昨年、インドに行ったのも、
 今年、20年ぶりにエレクトーンを練習し、びわ湖ホールで演奏したのも、
 ミャンマー人の難民キャップを訪ねたのも、
 今年度一年間大学を休もうと決心したのも、
 
 おそらくすべてヨガの影響だと思います。


WS「音楽教室におけるポピュラー音楽演奏」の要約をアップ

 5月4日
 
 2010年11月28日(日)に東京藝術大学千住キャンパスで開かれた、日本ポピュラー音楽学会第22回年次大会でのワークショップ「音楽教室におけるポピュラー音楽演奏」。その要約を学会誌に書きました。

 「ポピュラー音楽研究」Vol.15 平成24年(2012)2月刊行
 
 http://www.ongakukyouiku.com/datafiles/PMS2011/PMS15_2011.pdf

 
 企画代表者 深見友紀子 
 登壇者 深見友紀子、藤田佐和子、佐藤かおる、赤羽美希、
 指定討論者 室田尚子

 ローランドから藤田さんと佐藤さんが(藤田さんはローランドでの実践ではなく、自身の教室でのレッスンを取り上げましたが)、ミュージック・ラボから私と赤羽さんが発表。

 ミュージック・ラボはポピュラーだけを教えているのではありません。一般的なピアノ教則本を使うピアノ教室です。

 では、なぜポピュラー音楽学会?
 
 的確な表現がみつからないのですが、強いて言えば「思考したい」からです。

 音楽教育の学会やピアノ教育の研究会やセミナーでは、教材や、教え方あるいは生徒の集め方など「ノウハウ」の話に傾きがちだし、クラシックは“クラシック”なのでほとんど変化しない。

 ちょっと違う地平に立ちたいと思ってきました。

 どのポップスピアノ教材がカッコいいアレンジかという情報を得るだけではなく、

 子どもにとってポップスとは何か、
 なぜわざわざピアノ教室でポップスを弾くのか、
 その時、教師と生徒の関係性はどう変化する?
 テクノロジーはどう介入すべき?

といったことに関心を向けたいのです。

 このワークショップのフロアに来ていたV-Drumsのドラマ―、MASAKingさんとその後親しくなり、赤羽美希さんの知り合いでシンセや音響機器に詳しい水谷早紀さんと出会い、2人がミュージック・ラボのスタッフに加わりました。

 今では、ピアノとドラムの両方を演奏できる小学生兄弟も出てきました。
 
 だったら、ピアノ教室ではないんじゃないの?という突っ込みが入りそうです。

 確かに屋号はミュージック・ラボだし、以下のページの内容を少し書き換えるだけで済みますが(笑)、ミュージック・ラボはあくまでもピアノ教室であり続けたいと思っています。

 http://www.ongakukyouiku.com/music-lab/index.html

 私はピアノが好きだし、講師にピアノのエキスパート、中野好子さんがいる限り、ピアノ教室としてもなかなかいい線をキープしているから。一般的に、女性でピアノが中野さんほど上手な人だとアンチ・テクノロジー、アンチ電子楽器派がほとんどなのですが、よく10年も教えてくれていると思います。

 感謝です!


4月~休暇の収穫2 書庫の整理Part2

 4月30日

 ダンボール箱に詰めてあるものは未整理だけど、本の整理は随分進みました。

 定年の65歳までに購入するであろう本を収納しようという「計画」。15年が経過し、残りが10年になった今、ちょっとスペースが足りないかも、と心配になってきました。

 「可視化」すると、これまでを振り返られるし、今が見えてくるし、これから進むべき方向が少しわかってくるような気がしました。

 
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扉を閉めるとただの白い壁!

▲写真はそれぞれクリックすると拡大します▼


4月~休暇の収穫2 書庫の整理Part1

 4月30日

 かねてより念願だった書庫の整理を始めました。

 若い頃、「深見さんは“最悪のお嫁さん候補”だよね。楽器、楽譜、本、おまけに服も多そう。」と男友だちから揶揄されていましたが、40歳の時、我が家の3階、南面全面に二重書棚を作りました。

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▲写真はそれぞれクリックすると拡大します▼


熱心なピアノの先生たち

 4月24日

 ピアノの先生方に向けた初めてのセミナー(2012年4月20日(金)10:00~13:30、六本木シンフォニーサロン)が無事終わりました。

 セミナーに参加した方々が、それぞれのブログに感想を書いてくださっています。ジャーナリストのような速報性、素晴らしい!!

 セミナーを主宰するFさんの周りには積極的なピアノの先生が集まっています。不況だし、子どもの数も減少しているので、熱心な先生しか生き残れないのでしょうね。私の知る限り、学校の音楽の先生方は、校長か教員委員会か、何かわからないですけど、何かに遠慮しているのか、こんなに積極的ではないです。

 私の話し方について、“しっとりとした京都弁で柔らかな雰囲気・・”と書いていた方がいます。“鉄の女、ふかみん”の正体はばれなかったようです(笑)。
 もちろん私は既に映画『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』(原題:The Iron Lady)を観ましたよ。
  


★「音の絵 ピアノ・リトミック教室」
http://ameblo.jp/otonoe-sayuri/entry-11228242733.html

★「A-piano2008」
http://ameblo.jp/arima-piano2008/entry-11228607980.html

★「音に心を」
http://ameblo.jp/sayoneco/day-20120420.html

★「mimoza-piano」
http://mimoza-piano.jugem.jp/?eid=473

★「Hagimoto Institute of Music 木更津 レッスン日記」
http://himkisarazu55.blog66.fc2.com/blog-entry-199.html

★「楕円は踊る♪音・言葉の感性をみがく教室」
http://tsi-dsg.ldblog.jp/archives/5923294.html

★「Perle(ペルル)ピアノ教室のBLOG」
http://www.perle-piano.net/blog/?p=27181