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 深見友紀子のワーキング・ノートブック(2009~2014)は、2015年3月をもって終了しました。次は、ワーカホリックの私が隙間の時間で取り入れている、オーガニックフード、ヨガ、アンチエイジング医療、化粧品、アクセサリーなどに関する情報をお届けする新しいブログを計画中です。

娘に春来る。(番外編)

 2月23日

 娘がきょう大学の入学手続きをしました。
 この1年、受験生なのに1人で暮らして頑張りました。精神的に強い子に育ってホントに良かったです。

 保育士さんや保育を学ぶ学生が「自分の子どもを他人に預かってもらってまで、他人の子どもの面倒を見ている自分自身に矛盾を感じる。」と言っているのをよく聞きますが、「職業の専門性」という観点が抜けていませんか?

 私にとって「職業の専門性」って絶対に失いたくないものでした。それに、、私の子どもだからこそ、放っておいても大丈夫と思ってきました。思わざるを得ない環境のせいもありましたが、これからも基本的には放っておくつもりです。

 そう言いながらも、きょうは、銀行に行って父親の入学金振込みが完了しているか確認して来なさいと半ば命令しました。娘は素直に言うことを聞きました。入学手続きをする受験生全員が銀行の窓口に行ったら銀行もたまったものではないでしょうけど、石橋を叩くこと、大事です。悪魔のように細心に!


京都三条名物のジャンボパフェ、完食!!

 2月20日

 深見ゼミの学生たちと「からふね屋珈琲店」のジャンボパフェを食べに行きました。このバフェ、6人から10人用で、私たちは私も含めて7名でしたが、全員昼食抜きで臨みました。水の入ったコップの大きさと比べてみてください。

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板チョコ一枚に「深見ゼミ」の文字        途中経過

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完食!!!!!!!!!!!!!!!!!!


このパソコン、マジっすか!

 2月12日
 
 研究室に新しいパソコンを設置しました。随分長い間、私ひとりではどうしようもなくてダンボールに入ったきりだったのですが、やっと封を切ることができたのです。
 普通の女子大生にはただの黒い箱でしょう。でも、研究室に訪ねて来た人の中で2人の男性が「児童音楽の部屋に、このパソコン、マジっすか!」と驚嘆の声をあげました。1人はSEさんで、もう1人は映像コンテンツ制作会社の人です。見る人が見るとわかるのですね。

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法然院を訪ねました

 2月9日

 法然院の梶田真章住職を訪ねました。
 7月5日(日)、コンサートに場所を提供していただけることになりました。
 「暑いですよ、たぶん」と住職。
 あまりに冷えるのでピンと来ませんでした。。

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仕事は続けなくちゃダメよ

 2月8日

 児童学科のOGを呼んで就職応援セミナーを開きました。毎年この時期に開くようになって今年で4回目です。採用試験に向けた準備、現在の職場の生きがいや悩みなどを本音で下級生に伝えてくれました。

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 ちょっと気になることがありました。5人のうち3人が結婚あるいは出産したら仕事をやめる(あるいは中断する)と言っていたことです。

 アラフォー主婦の「失われた10年」(AERA 09.2.23)という記事の中に、「こんなに能力のないおばさん扱いを受けるなんて、タイムマシンがあったら、小さな不満だらけの昔の自分に会い行き、あなたがどれだけ恵まれているか、そして仕事は続けなくちゃダメよ、と教えてあげたい」と何社か再就職活動をした既婚女性のコメントが載っていました。
 
 私も教えてあげたい!
 小さな不満だらけの今の私にも言い聞かせています。
 


児童学科音楽隊、今年度もよく育ちました!

 2月7日

 久しぶりに児童学科の音楽隊活動に付き添いました。2期生から3期生につなげた今年度も随分たくさんの公演をやってきました。

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 公演依頼の受入に始まり、プログラムの決定、編曲作業、練習場所の確保、練習日程の調整、楽器の搬出入、当日のセッティング、記録(写真・映像)の保管・・・意外とさまざまなノウハウが必要なんです。
 
 メンバーが固定していないため、公演毎に演奏技術に配慮して、演奏者数の増減に対応できる編曲をしなければなりません。私が主としてアドバイスできるのはこの部分です。プロでも同じ曲を使いまわすのに、公演の度に新しい曲ばかりに入れ替えたりした結果、演奏が未完成だったり、秋までは私もちょっとストレスをためましたけど、最終的にはよく育ってくれました。
 既成のパート譜を練習して合わせるのだったら、ずっと楽だなと思うことも度々ですが、来年度も下級生に引継ぎ、このスタイルで続けようと思います。

2008年
5月15日 京都幼稚園
5月17日 京都市新道児童館
6月28日 京都市醍醐中央児童館
7月28日 パドマ幼稚園(大阪市天王寺区)
8月2日 京都市新道児童館
8月2日 京都市清水児童館
8月2日 京都市室町児童館
9月27日 今熊野児童館(児童館祭り)
9月27日 イオンモール京都ハナ
10月25日 京都やんちゃフェスタ2008
10月26日 滋賀県東近江市宮荘町ふれあいいきいきサロン〔資料提供〕
11月1・2日 京都女子大学こどもひろば2008
11月5日 建仁寺境内 西来院
11月12日 京都市吉祥院児童館
12月18日 京都市西京区 つどいの広場 にこにこキッズルーム
12月20日 京都市桂川児童館
12月20日 京都市大塚児童館
12月26日 京都市白川児童館

2009年
2月7日 太秦保育園(京都市右京区)
2月14日 信愛保育園(京都市上京区)
2月27日 小松谷保育園(京都市東山区)


風邪にかからない人

 2月5日

 即興演奏家、赤羽美希さんと正木恵子さんによるうたの住む家を関西で実現したいという相談をするために、大阪・天王寺区にある應典院の秋田光彦さんを訪ねました。一通り説明したら、「うちよりぴったりの所がある!」とおっしゃり、京都の法然院を紹介してくださいました。
 最近、大阪に行こうとすると風邪気味になることが多い私。今回は大丈夫だと思っていたら、帰りの京阪電車の中で咽喉が痛くなってきました。(しかし、36時間以内で治しました。)

 5年ほど私にピアノを習っている生徒のお母さんが「先生が風邪をひいているの、見たことないです。」と言いましたが、実は徹底攻略法があるんですよ。風邪のウィルスにやられたと思った時点から必ず36時間以内で治るので、風邪にかからない人に見えるだけなんです。ホントです。


土田隆生先生との最後の諮問会

 2月4日
 
 卒業研究〔土田ゼミ・深見ゼミ〕の諮問会。この春定年退職する土田隆生先生の「この論文の新知見は何かね」というセリフが聞けなくなると思うと、ちょっと寂しいです。

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キッチンミュージックというのは君らの新知見かね。。。
 
 今年度の表現ゼミのテーマです。

新しい造形表現遊びの提案
―大型スタンピング活動―

手先の器用さに関する意識と実態
―保育者・教育者を目指す大学生において―

粘土遊びの魅力と有効性
― 土から生まれる感動体験と表現活動 ―

幼児と大人の色彩感覚の比較研究
―虹の描画活動を通して―

新しい自然造形遊びの開発
―マイナスの空間性を生かして―

大型しかけ遊具の開発

童謡カバーCDの現状と可能性

映像における音楽の効果と重要性
―映画『となりのトトロ』を題材として―

学生によるピアノレッスンボランティアの有効性
―児童養護施設での実践活動を通して―

子どもの身体表現活動における課題
―保育者・教師の関わりについて―

心通うミュージック・ケア
―子どもに寄り添う者として―

自己表現としての器楽
―キッチンミュージックを通して―

『ユタと不思議な仲間たち』の音楽的分析
―ミュージカルの教育的可能性を求めて―


白龍館でのピアノパーティ

 1月31日

 昨年12月21日、白龍館(西新宿)で開いた深見友紀子ミュージック・ラボ主催のクリスマスピアノパーティの様子をアップロード。

http://www.ongakukyouiku.com/music-lab/pianoparty2008c/index.html

 オーナーのMさんがミュージック・ラボの雰囲気をとても気に入ってくださって、息子さんが今月からレッスンに来てくれることになりました。

 この白龍館、中華料理屋さんですが、ベーゼンドルファーのコンサートグランドピアノがあるのです。ミュージシャンが集う場所のオーナーさんだから、ピアノ教育にも見る目が高いのかも。うれしいことです。


ピアノレッスンボランティアのページ

 1月22日
 今年度、私のゼミのSさん、Nさん、Hさんが週末児童養護施設「京都大和の家」を訪ね、ピアノを習いたいと希望した18名にピアノレッスンをしてきました。ピアノ教師、ヤマハなどの企業の音楽教室講師がボランティアでレッスンするという例はありますが、おそらく学生が教えるというのは、全国でも珍しい試みだと思います。

 このボランティア活動は、20数年のピアノレッスン経験と知識を生かすことができ、プロデューサー、ディレクター、コーディネーター、アドバイザーといったほとんどすべての役割を私が果たすことができるという点で、私にとって記念すべき活動となりました。これまで人と人をつなげるだけで、中身に自信が持てないという活動も多かったですから・・。レッスンが好評だったので、来年度は希望者が増え、今、3人が卒業した後を引き継いでくれる下級生を募集しているところです。

http://www.ongakukyouiku.com/kyotowu/recent/plv2008/index.html

 このページ、「京都大和の家」の許諾をもらい、写真なども載せています。これもひょっとしたら画期的なことなのかもしれません。

 褒められる機会が多くなった、前向きに物事に取り組むことができた、頑張る力がついた、 練習を通して、できないことも何度も繰り返しやることで上手くなれると実感できた・・たかがピアノレッスンですが、児童養護施設にいる子どもたちが自信を持って生きていくために必要なことばかりです。
 「京都大和の家」だけではなく、京都中の児童養護施設に広げるにはどうしたらいいのかを目下考え中。