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 深見友紀子のワーキング・ノートブック(2009~2014)は、2015年3月をもって終了しました。次は、ワーカホリックの私が隙間の時間で取り入れている、オーガニックフード、ヨガ、アンチエイジング医療、化粧品、アクセサリーなどに関する情報をお届けする新しいブログを計画中です。

20年ぶりのエレクトーン演奏

 1月7日

 京都女子大学ニューイヤーコンサート2012(滋賀県芸術劇場 びわ湖ホール、大ホール、1月22日)でエレクトーンを弾くことになりました。 私にとっては20年ぶりのホールでの演奏、しかも初めての大きなホールでの演奏になります。

 http://www.kyoto-wu.ac.jp/chiikikoryu/koza/201201.html
 
 14歳のときにピアノを辞めた理由は、表向きには「音楽以外の分野に進みたい」でしたが、実際は、発表会になると決まって「過敏性大腸炎」の症状が出るからでした。自分の出番が近づくとトイレに行きたくなる(しかし、お腹を壊しているわけではないので、何も出るわけない)。これはかなり辛かったです。

 22歳のときに始めたエレクトーンも、演奏グレード3級は一発で合格したものの、コンクールでは神戸地区の一楽器店の予選大会であえなく敗退。

 本番に弱い、“ノミの心臓”の私が大ホールでの演奏に耐えられるのか。今年のお正月はこれまで経験したことのない緊張感で一杯。最高裁の法廷で裁判官たちを前に論述するほうがずっと、ずっと楽です。
 
 でも、昨日、共演者であるエレクトーン奏者、海津幸子さんと一緒に練習して、演奏するって楽しいなぁと思いました。1990年代の前半、海津さんと私は高崎芸術短期大学(現在の創造学園大学、群馬県がその大学には行くなと県下の高校に通達した(!)といわれる大学です)でエレクトーンを教えていました。

 その後、彼女はエレクトーン奏者に、私は音楽教育の研究者に。今回の共演がきっかけとなり、いろいろな出来事を思い出しています。